校長あいさつ
本校は岡山県北西部の広島県境付近に位置しており、学区内には「オグラセンノウ」などの希少湿生植物などが自生する国指定の天然記念物「鯉が窪湿原」があり、西の尾瀬ともいわれています。また、歌人若山牧水が早稲田大学時代に郷里へ帰る途中にこの地で詠んだといわれる短歌「幾山河越えさりゆかばさびしさの・・・」の歌碑があります。学区中央部の高台にある校舎からは、四季折々の美しい田園や山々を見渡すことができその美しさに感動させられることがしばしばあります。
このような恵まれた環境の中で育っている素直な生徒たちが、将来、知・徳・体のバランスのとれた社会人として自立し、たくましく生きていくことを願って職員一同日々教育活動に取り組んでいます。特に、互いに信頼し合い感謝や尊敬の念をもって生きていくことの大切さを基盤に据えて、生徒のよさを伸ばしていくとともに、艱難辛苦を乗り越え自信をもって生きていけるたくましさを育んでいくことが大切であると考えています。生徒の幸せを願って創意工夫しながら今後も教育活動を展開してまいりますので、本校に一層の温かいご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
新見市立哲西中学校長